2013年4月20日土曜日

SRC(SRCシナリオ感想)

ボツスズボンゲチ・最終話まで
オリロボシナリオの極北。本編に戻ってきたと思ったら、ハイペースでの幕引きとなった。
少しでもプレイしたことのあるかたには言わずもがな、尖りに尖りまくった作風である。しかしここ数作を経て、初期と比べるとアイコンにも演出にも向上が見られ、直近においては戦闘パートの自動化にまで踏み込むという進化を果たした。こと作者氏の作品においてSLG的戦闘はどうにも無用の状態であったから、これはまさしく正しい流れの終着という感を受けたものだ。
とはいえ、作風に誤魔化されているものの、そこかしこに見える粗さは隠しようもなく、本来であれば台詞や諸々、推敲の余地は多くあったなーというのが実際のところ。例を挙げるとするならば、プレイ中に多く流れるBGMに果たして歌入りは必要だったのか、といったような。だが、これぞ創作という意思がここまで強く伝わるシナリオが、現在連載・制作されているSRCシナリオを見渡して、さてどれだけあるものか? そう考えると、「ボツスズボンゲチ」の放つ光の眩さは間違いなく一等星なのだと、私は自信を持って言えるのだ。これまでプレイしたことがない人には、是非とも一度やってみて、創作にかける熱意というものに触れてみてほしい。そんなこんな。

3 件のコメント:

  1. こんばんわ、あみのしきさん。正明です。
    ボツスズボンゲチのご視聴プレイ、ありがとうございました。
    毎週急いで創作した作品でしたので、面白い部分が有れば
    良いなと思いながら更新した作品でした。作り込んで更新
    されている作品と比べると本当に荒くて酷い作品だと思います。
    僕としては共闘用に簡単に作った作品でしたが、結果的には
    色んな意味で複雑な作品になりましたね。ですが完結出来て
    良かったと思います。そこまで褒められるような作品では
    ないと思いますが、ありがたいお言葉でございます。
    次回作はもっとオリロボらしい物を作りたいと思っています。
    現在創作してます。またご縁が有ればお時間が有れば余裕が
    お有りでしたら宜しくお願いします。それではお疲れ様です。

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  2. 坪川さんすいません、正明です。お名前を間違えてコメント
    をしてました。大変失礼しました。

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  3. 正明様:
    コメントありがとうございます。おー、次回作も期待しています。
    そしてこのたびは完結、おめでとうございます。

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