銀河大帝ギガカイザーF
第7~8話
銀河的な百合オリロボシナリオ。銀河トーナメント編。壮大だか何だかよくわからない存在との戦いや、姿を現す災厄の三姉妹との激戦が展開される。特に後半はかなり厳しい状況だったが、テクシード縛りでクリアすることができた。しかし幽星と蛮星は別に決定的な対立をしているようではなさそうだ。はてさて。
第9話
ラスボスだとばかり思っていた幽星氏との戦い。さすがにあのレベルの敵を相手にしてまで縛りプレイをする気にはならず、ギガカイザーにチェンジして迎え撃った。ああ、やっぱ強い。ほんと苦戦しないものなあ。一方、ミーシャの過去が明らかとなるが、セレブばっかのF組のなかで、あきらが惹かれたのは必然と頷けるものだった。
第10話
最後の修行回。ここで各自のFに切り札が発現する。そしてこれまでの物語のなかで、明るくも暗くも示されてきた因縁のありそうなシャドーたちと、それを率いる学園長さんとのバトル。撃破すると、「SRC英雄譚2」で見かけたあの素敵ロボの遠縁とおぼしきスーパーロボットが! しかしそれをものともせず(ダミーにはてこずったけど)叩きのめすギガカイザー強し。
第11話
冒頭、三姉妹の名前の由来が明らかに! なるほど言われてみればまんまだった!!
ここにきてようやく蛮星についての諸々が開示され、本気モードの三姉妹、そしてXXXでデータ収集されていたスーパーロボットたちを率いるあきらとの戦いが繰り広げられた。序盤、テクシードで粘ってはみたものの、第2ラウンドに突入してからは出し惜しみせず、ギガカイザーで一気に決着をつけた。XXXの主役ロボたちも、プレイヤーとして動かした当時の強さは感じられなかったが、それはオリジナルではないゆえか、はたまたギガカイザーが強すぎるせいか。
■重箱の隅
・冥「ほとんどのの教員、関係者には~」 → 「の」が一つ余ってます。
最終話~エピローグ
ラストバトル。オリジナルギガカイザーと、銀河の意思を集わせしテラカイザーとの決戦。
とはいえ一方的な蹂躙で終わってしまいましたが。途中、自軍が全く攻撃できなくなる状態に陥り、エラーかな? とあちこちうろつきまわっていたところ、何ターンか経過した後に攻撃できるようになったので、ここぞとばかりに最終奥義で決着をつけた。ついに完全クリア!
多分に蛮星まわりは受け手の想像で補完するよう促す流れになっていたが、もうちょい、突っ込んだ描写があってもよかったかもかも? エンディングのスクロール演出すごいなー。どうやってるのか後で見てみようという気になってしまった。他のシナリオでは既に使用しているところがあるのかもしれないけど、私は二方向って初めて見たんだぜ。
エピローグ、やっぱりモヤモヤさせられた。
サブタイトル、てっきりインクルで何とかしてるのかと思ったら、画像だったのか! いや十分すごいけど。
SRCを使った創作という意味で、本当に純度の高い作品だった。短編における高野さんのそれとは異なる、まさにオンボロイドさんの作風というものが確立しているなーと思ってしまうほどの。また「キズナ!」や「SRC英雄譚2」に参戦したラゼルネフとのリンクなど、書き手として楽しんでいる様子も窺えて、羨ましくなったりも。
戦闘パートの全体的な印象では、特にF後半における乙女さんの回避力が頼もしすぎた。分身発動しまくり! あとは必殺技の効果的なアニメ演出とか小気味よかったなあ。
とても面白いシナリオでした。
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